JEPICA 第10回全国てんかんセンター協議会総会(JPICA 2023 栃木大会)

第56回日本てんかん学会学術集会

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会長挨拶

川合 謙介

第10回全国てんかんセンター協議会総会 栃木大会
会長 川合 謙介
自治医科大学附属病院 病院長、てんかんセンター長

第10回全国てんかんセンター協議会(JEPICA)総会は、令和5年2月10日(金)から2月12日(日)まで、栃木県宇都宮駅前のライトキューブ宇都宮で開催いたします。第10回総会を担当させていただきます自治医科大学附属病院てんかんセンターを代表してご挨拶申し上げます。JEPICA総会は全国のてんかんセンターでてんかん診療に従事する多職種の皆様が年に一度、一堂に会して情報を交換し、交流を深める大切な機会です。会の運営をお任せいただき大変光栄に感ずるとともに、宇都宮に皆様をお迎えできることを大変嬉しく思っています。

本会は、第10回という節目の会です。これまでの10年間には、厚生労働省のてんかん連携推進事業が始まり、各都道府県の拠点施設を要に各都道府県における連携推進を推進しようという構想が動き出しました。また、日本てんかん学会では、てんかん診療提供の実効性を高める最初の枠組作りとして医師サイドから高度専門施設、すなわち包括的てんかん専門医療施設の認定を開始しました。これらの動きの端緒となったのが、まさに全国てんかんセンターの集まりであるJEPICAであり、最初の専門施設基準を提案するなど重要な役割を果たしてきました。

一方、これからの10年間の課題は、さらにてんかん支援医やてんかん支援施設など基本的な診療を広く提供する枠組も整備し、支援拠点施設や包括的専門医療施設との連携を高めて、統一的な体制整備を行い、国内にあまねく質の高いてんかん診療を提供することです。それは、医師のみならず看護師、検査技師、コーディネータなどてんかんの診療とケアに関わる全職種の共同作業になります。JEPICAは多職種における情報交換と教育のもっとも重要な場ですので、これからの10年には、その存在意義がますます高まってゆくものと予想されます。

皆様には日頃の診療の工夫や研究の成果を余すところなくご発表いただき、活発に討論しつつ交流を深めていただき、これからの10年の進歩の礎を形成していただく、そのような機会になれれば主催者としては喜ばしい限りです。実りあるJEPICA総会となるよう、是非多くの皆様にご参集いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

2022年4月

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